ハイビック株式会社

e.HOLz(イーホルツ)とは…

e.Holz
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e=Ecology=地球にやさしい、Holz=ドイツ語で木の意味

e.Holz (人と環境にやさしい木の住まい)

省エネルギー性能×自然素材

“e.Holz”は、【省エネルギー性能】と【自然素材】を組み合わせた、人と環境にやさしい木の住まいとして誕生しました。

“e.Holz”は、夏の強い日射を遮蔽し、暖かい冬の太陽光を採り入れ、窓の配置を工夫して風の流れを作り、冬はあたたかく夏はひんやりと感じる快適な住空間を実現するパッシブデザインの設計を基本にしています。
太陽光【創エネ】を搭載すれば、ZEHが実現できる性能【省エネ】を持った住まいです。

夏涼しく、冬暖かい 高気密高断熱仕様
(断熱等級5)

断熱性能・・・壁・天井

壁・天井に、吹付け硬質ウレタンフォーム、窓に樹脂サッシを採用し、UA値(外皮平均熱貫流率)0.60W/㎡・k以下を標準仕様としています。

UA値は、外皮を介して住宅全体から熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値です。 “逃げやすさ”なので、UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能の高い住宅となります。
また、ご要望により、高断熱サッシ、外張断熱・充填断熱を併用した付加断熱工法(W断熱)による超高断熱仕様(HEAT20におけるG3グレード)も対応いたします。

※外皮とは・・・
住宅の外周(外壁・屋根・窓等)の部分で、断熱材、窓の性能により、住まいにとって耐震性と並ぶ重要な要素です。

断熱性能・・・窓

窓は、断熱・気密・遮音に最も弱い部分です。
建物全体の熱損失でみた場合、全体の40%が窓からの熱損失と言われており、窓の断熱性能が低いと冷暖房効率に大きく影響します。窓の断熱性能を向上させて「建物全体の断熱性能を向上させる」事は、とても重要です。
私たちは、高い断熱性能を誇るYKKAP社の樹脂サッシAPW330を採用し、断熱・遮熱に優れたLOW-Eガラスを標準仕様としています。 また、玄関ドアも高断熱ドアを採用していますので、夏涼しく冬暖かい、室内空間を実現します。

気密性能

私たちが施工する物件の実測C値(隙間相当面積)は、平均0.7cm²/m²以下を標準仕様としています。
C値とは、床面積1㎡あたりの隙間相当面積の事で、数値が小さいほど「気密性の高い住宅」ということになります。国が示す指標「次世代省エネ基準」ではC値=2.0cm²/㎡以下を求められているので、それを大幅に上回る気密性を確保しています。

換気システム

断熱性と気密性が高くなればなるほど、住まいの内部空気は汚れていきます。そこで大切なのが「計画換気」です。
計画換気は、建築基準法で「24時間換気設備の設置」と「1時間に0.5回以上、家全体の空気をを換える」事が義務付けられています。

24時間換気設備とは、強制的に機械で換気する設備の事です。機械による換気設備は、給気と排気のいずれか、もしくは両方を機械によって行うもので、給気と排気の組み合わせで第一種、二種、三種換気システムに分類されます。
第一種換気システムは、機械で給気・排気をするシステムで、主に熱交換型換気装置が利用されます。 
メリットは、熱交換型換気装置により、外の気温を室内の気温になるべく近付けて取り込める点です。
 デメリットは、装置本体が高額の為、初期費用がかかります。また、小屋裏等にダクトの設置が必要となりますので、フィルター交換等、メンテナンス費用もかかります。
私たちは、換気のシステムがシンプルで、初期費用とランニングコストが抑えられ、メンテンナスが容易な第三種換気システムをお勧めします。
第三種換気は、強制排気・自然吸気のシステムで熱交換が出来ませんので、寒い日は給気口から冷気が入りやすい点がデメリットです。また、空気が常に外へ排出されるので、室内の玄関ドアが開きにくくなります(負圧状態と言います)。
給気口からの給気量の調節を含め、空気の流れる道筋を明確にした換気経路等、しっかりとした換気設計が大切になります。

震度7以上や繰り返しの地震にも耐えられる
(耐震等級3)

耐震等級とは、地震に対する建物の強さを示す指標のひとつです。
住宅性能表示制度や住宅の瑕疵担保責任(住宅の10年保証)等について定めた「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に沿ったもので、住宅建築の決まり事を定めた「建築基準法」とは異なります。
耐震等級は、耐震性能により等級1、2、3の3段階に分かれており、耐震等級3の耐震性能が一番高く、消防署や警察署等の防災拠点となる建物の耐震性に匹敵します。 耐震等級1は建築基準法の耐震性能を満たす水準。耐震等級2は耐震等級1の1.25倍、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の耐震性能となっています。
建築基準法の耐震性能は、「震度6〜7の大地震でも倒壊・崩壊しない」ことを基準にしていますが、東日本大震災や熊本地震で耐震等級1、耐震等級2の建物が倒壊している事例もありますので、震度7以上の地震や繰り返しの地震にも耐えられるようにするには、耐震等級3の性能が必要です。