SPEC
地盤調査・ベタ基礎
すべての物件に地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)を実施し、各調査データを総合的に解析し、軟弱地盤などの不同沈下の危険性が認められた場合、該当建物と地盤にとって最適な基礎仕様と地盤補強方法を判定します。
標準仕様のベタ基礎は、構造的に強く、不同沈下に対して非常に効果的です。また、ベタ基礎は床下の防湿にも有効で白蟻を寄せつけない環境が提供できます。
玄関ホール・リビングは、無垢の床板が標準
良質な木材や建築資材を扱う材木屋として、土台・柱・桁等の構造材や床板・羽目板等の内装材に、無垢の材料をふんだんに使用します。
構造材は、構造上必要な部位に一部、集成材や合板等を使用しますが、95%以上は無垢材を基本としています。
内装はリビングを中心に、肌に優しい温もりを感じる針葉樹や、傷がつきにくくカフェのような雰囲気のある広葉樹等を、住む人の要望に合わせてトータルコーディネートして設計を進めていきます。
また、吹抜や勾配天井があるプランには、化粧梁や天井羽目板等の設計提案も行なっています。
柱・梁1本1本、丁寧に確認
耐震等級の性能を表わすには、建物の構造計算が必要になります。
私たちは、建築基準法の規定(仕様規定)ではなく、長期優良住宅の構造設計に基づいた、品確法・住宅性能表示の評価基準による構造計算を行ないます。
構造計算は主に、水平構面耐力の確認、横架材断面の検討、基礎の計算等を行ないますが、あくまでもルールに沿った計算である為、柱・梁等の1本1本に負担の少ない梁の組み方が検討されているわけではありません。
私たちは、屋根・建物の重さ(荷重)が柱・梁を通して、1階の柱→基礎→地盤に伝わる流れを1つづつ丁寧に確認し、建物の重さ(荷重)が1箇所に集中しないよう荷重を均等に分散させる設計をします。
改善が必要な場合は、梁の大きさだけではなく、柱を追加したり、柱位置の見直しをする等、適正な設計を実施します。
現場の施工は、職人さんを見る目が肝心
どれだけ良質な材料を用意し性能や構造にこだわっても、住まいづくりの良し悪しは施工する職人さんの腕に左右されてしまいます。プレカットメーカー・材木屋である事のメリットは、たくさんの工務店・ビルダー様とのお取引があり、その現場を見る機会がたくさんありますので、職人さんの腕・性格を見る目を持っています。
私たちハイビックは、設計監理、現場管理を自社で全て行ない、お目にかなった腕の良い職人さんが高い技術で施工する「工務店」として、住む人の顔が見える住まいづくりをしてまいります。
FLOW
ヒアリング
どんな住まいがほしいのか?ではなく、その住まいでどんな生活をしたいのか? その事をお聞きする事が住まいづくりで最も大切なことだと、私たちは考えています。家族でバーベキューをしたい。ゆったりと映画鑑賞をしたい。子供と床でゴロゴロしたい。誰もが理想のライフスタイルを求め、夢を描いて住まいづくりを始めます。それらをくまなくピックアップし、お客様が本当にやりたいことを具現化できるよう一つ一つお話しを聞きながら、実際に建物としてつくりあげることが私たちの役目です。
時間をかけてじっくりとお話をお聞かせください。
敷地確認・調査
建替え又は、既に土地をお持ちの方は、建物配置と外構計画、設定地盤の適正高さ等、敷地の確認・調査をさせていただきます。
最初に、住んでからの敷地の使いやすさ、水害対策や近隣対策等、経験豊富なプロの建築士がアドバイスをさせていただきます。
土地をお持ちでない方も、ご希望の土地情報をお聞かせいただければ、住んでからの敷地の使いやすさ、水害対策や近隣対策等を考慮して、土地探しをさせていただきます。
現場見学・OB施主宅見学
私たちは、モデルハウスを持っていませんので、建築中の現場や既に建てていただいたお施主様(OB施主様と呼んでいます)の住まいを案内させていただきます。
実際に住んでいるお宅ですので、住宅会社選びから現在の住み心地まで、具体的なお話しを聞くことができます。
ほとんどの方が、初めての住まいづくりになると思われます。恥ずかしがらずにどんな些細な事でも遠慮なく、私たちプロに質問してください。
設計プラン&お見積り
ヒアリングした内容と敷地確認・調査を基に、たたき台となる設計プランと見積もりを作成し、住まいづくりにかかるトータル費用を資金計画書として提出いたします。
資金計画書の中身をご説明し、お客様の予算との相違があるか確認していただきます。
プランと見積もりは、ご納得いただくまで何度も何度もお作りいたします。
建築申込み
設計プランと見積もり金額に納得いただき、私たちに建築を頼んで良いと判断したら、建築申込書にサインをいただきます。
その後、契約金の一部として建築申込金をいただきます。
※建築申込金は、100万円を基本としています。
設計打合せ
建築申込みが本契約ではありません。注文住宅は10人10様です。
建築申込み時点の設計プランとお見積りを基に、お客様が実際に使用する家電・家具、生活雑貨、住宅設備機器等、住まいづくりに関する全てを打合せします。打合せをしている間に、見積り金額が増減する事もありますので、最終の見積り金額が決定したら契約となります。
本契約
建築確認申請の準備、設計プランの決定、お見積り金額の決定、これらが揃って、本契約となります。
工事中は、一部を除いて仕様や見積内容の変更が出来ない場合が多くありますので、注意が必要です。
契約金・工事中間金・工事完了金と、工事の出来高に沿ってのお支払いとなります。
工事着工~完成
工事中は、電気配線位置の確認、壁紙の色、照明器具、カーテン等、大工さんの造作に影響しない部分を現場で、現場監督、コーディネーターとの打合せがあります。
図面上と現場では、イメージの相違が発生する場合もありますので、気になる事がありましたら、早めにご連絡ください。
竣工・引渡し
建物が完成したら、設計担当者、現場監督と現場立会い検査を実施します。設計プランとの相違、要望通りの建物が出来ているか等、確認していただきます。
現場立会い検査が済んで、住まいが要望通りに完成したら、お引渡しとなります。
定期点検・アフターメンテナンス
お引渡しが済んだら、定期点検をさせていただきます。
半年、1年、2年、5年、10年を基本とし、その後5年毎に25年まで定期訪問いたします。
あくまでも定期点検ですので、生活していて気になる事がございましたら、お気軽にご連絡ください。
※築40年超のOB施主様宅を現在もメンテナンスさせていただいている例もございますので、ご安心ください。